デジタル技術の活用及びDX推進の取組状況等について

【はじめに】
デジタル技術を使って価値を創出するDXは、多くの中小・零細企業が直面する課題です。優秀なコンサル、或いは、社内に適性のある人材が確保できない、何をどのように始めるべきか分からない、といった悩みがあります。
私たちは、DX化の推進と啓蒙により、自社の企業価値向上と地域の中小零細企業のDX化の推進を支援していくことを目指しています。
しかし、中小・零細企業は価値創出の発想や変革への理解、DX実現のための情報、人材リソース、経営の仕組み構築が不十分です。

そこで、私たちの会社もビジネスモデルを変革し、労働集約的なオペレーションを自動化するために、新たな事業開発を始めました。

【ビジネスモデル】
まず、自社の事業においてのデジタル技術を活用して生産性の向上に取り組み、地域の中小零細企業へのD X化の参考モデルになることを目指します。
具体的には、
1. 予約システムのデジタル化：オンライン予約プラットフォームを導入し、顧客がスムーズに部屋や食事のオプションを選べるようにしています。
2. ソーシャルメディアと連動：インスタグラムやFacebookなどのソーシャルメディアを活用して、新メニューの紹介やプラン、イベント、地域の情報の告知を行っています。
3. Chat GPTを活用し、顧客の口コミへのコメント生成、企画案、業界のマーケティング等を行っています。また、商品やサービスの説明を生成し、スタッフの知識の差による情報提供の格差を減らすことを行っています。
4. アンケート調査のデータ分析、同業他社の口コミ情報等を人工知能を活用し分析を行っています。
5. シフト管理、給与計算、等の事務作業をデジタルツールを積極的に活用することにより、効率化を計っています。

さらに、今後は、地域企業への啓蒙活動を進めるため、人材育成支援金を活用したDX化支援セミナーの一環として、これまで単発で行っていたchat GPT活用セミナーを、1社につき1人以上の実践できるレベルの人材の育成を目指し、基礎から応用までの連続セミナーと、フォローアップコミュニティの創設を行います。

【DXに関する経営ビジョン・経営戦略】
自社業務の生産性向上、顧客サービス、地域のDX化推進を目的とし、社内プロジェクトを立ち上げ、毎月1回、以下の項目について研究・進捗会議を開催しています。

1. 自社の生産性向上を目的としたDX化の企画、進捗管理
2. 顧客サービスの向上を目的としたDX化の企画、進捗管理
3. 地域・社会のDX化推進の企画、進捗管理

【組織図】